名詞 :の + 際(に/は/には)
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな> 節(に/は/には)
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♪ 会話 ♪
山田:君と良子さんの出会いのきっかけというのは、一体何だったの?
李 :良子とは大学のサークルで知り合ったんだよ。そのうち、何となく結婚しようかってことになって。
山田:はっは、何となくか。それで、その際どちらの両親も賛成してくれたの?何と言っても国際結婚だから。
♯ 解説 ♭
「~際/~節」のどちらも「とき」を表します。「~際」は「~の時を利用して~する」という積極的な表現で、後件では意志表現が使われます。ですから、偶発的な出来事や自然現象など無意志現象に使うと不自然になります。この場合は「~折」(→文型023)が自然になります。
先生に会うつもりだ。<・際/?折り>
上京のとき 雨に降られた。 <?際/・ 折り>
偶然先生に会った。 <?際/・ 折り>
「~節」は意味用法とも「~折」と共通しますが、手紙や電話などのていねいな会話で多く使われ、敬語と結びつくことが多いのが特徴です。ただし、文末で「~なさい/~なければならない/~だろう」などの強い意志表現や推量表現が使えません。
§ 例文 §
1.この際だから、言いたいことは言わせてもらうよ。
2.非常の際には、このドアから避難してください。
3.何か困った際は、いつでも連絡してください。
4.その節はいろいろお世話になりまして、本当にありがとうございました。
5.お暇な節は、是非お越しくださいませ。
★ 例題 ★
1) 先日お会いした(際/際/間際)に御相談した件でございますが、(なにとぞ/なにかと)よろしく御検討ください。御返事をお待ち(して/になって)おります。
2) 貴国を(訪問する→ )節、何かと私どものためにお骨折りくださり、誠に感謝( )堪えません。一同を代表して心からお礼を(述べて→ )いただきます。
(^^)前課の解答(^^)
1) によって(→文型348)/明るみ/に(「~が明るみに出る」は慣用)
2) 使いたくはない/甘さ/選ば(~ず→文型121)