片仮名
A:うちの子は、最近、必死に平仮名の書き方を勉強しているようですよ。
B:それはいいですね。うちの子なんかは、感心なことに、片仮名までも覚えているんですよ。
A:あら、すごいじゃないですか。難しいのを覚えて。
B:どうでしょう。大人がよく、口にするカタカナことばをいちいち、ノートに書き取っています。
A:それはグッドアイデアですね。
B:まあ、アイデアというより、学校の宿題だそうです。
A:そうなんですか。うちの子にはそのような宿題がないみたいですね。
B:ない方がマシですよ。特にうちにとっては。
A:なぜですか。
B:なぜって、「身近なカタカナを書くように」という宿題なんですよ。
A:それのどこがいけないんですか。
B:まあ、聞いてください。こないだ、息子のノートをのぞいたら、なんと、「カンツ、リーチ、テンパイ、ツモ、メンツターター」など、こんなカタカナばっかり、ずらっと並んでいたんです。
A:あらまあ…
B:子供の前でその手のゲームをしてはいけないと痛切に感じましたよ、僕は。
問1:日本人にとって、平仮名と片仮名のどっちが易しいですか。
問2:子供は二人とも、片仮名を覚えていますか。
問3:片仮名を覚えようとする子供は、どのようにしてカタカナのことばを書き取ったのですか。
問4:男性は普段、家でどんなゲームをしていると思いますか。