名詞: × + がてら
動詞:[ます]形
李 :夕涼みがてら、井の頭公園でも散歩しないか。
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♪ 会話 ♪
良子:男の人って優雅でいいわねえ。女の私はどこへ行くにも買い物がてらよ。
李 :わかった、わかった。ついでに吉祥寺の街に出て、夕食の材料も買って来よう。荷物は僕が持つからさ。
良子:ねえ、夏物の服も買っていいかしら?
♯ 解説 ♭
「~がてら」は「Aをしている時間を使って、Bをする」と言う意味を表す表現で、同一時間帯のなかで、主たる動作Aに並行して、従たる動作Bをすることを表現します。
また、同義表現の「~かたがた」(→文型035)、「~ついでに」(→文型163)も併せて参照してください。なお、このふたつの文型は同時並行動作は表せません。
散歩がてら(・かたがた/・ のついでに)本屋に寄る。
散歩がてら(・かたがた/×のついでに)話をしよう。
§ 例文 §
1.神社のお祭りを見物がてら、夜店でものぞいてこようよ。
2.中国旅行がてら、教え子に会って来ようかと思う。
3.私は毎朝この道をジョギングがてら、思い浮かんだことを俳句にしている。
4.市場調査がてら都内の繁華街を冷やかして歩くのが、まあ、私の道楽のようなものです。
5.料理を作りがてら、聞くともなく聞いていたラジオから、 懐かしい歌が流れてきた。
★ 例題 ★
1) A君は病気療養中との(こと/もの)だから、見舞い(ながら/がてら)、家に寄って(みる/みよう)よ。
2) (散歩する→ )がてら、古本屋に(寄る→ )、本を数冊(買う→ )来た。
(^^)前課の解答(^^)
1) は/とかく(傾向)/走り/もの(~ものではない→文型420)
2) がち/で/と(内容・発言を取り上げる「と})