名詞: × + (が)あっての + 名詞
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♪ 会話 ♪
部長:ありがとう。今回の受注は君たちのおかげだ。なんと言っても、仕事あっての会社だからな。
山田:いいえ、部長の御指導のたまものです。
部長:いやいや、そんなことはない。みんなの協力あっての成功だ。「チームワークこそ成功の鍵だ」と改めて教えられたよ。ありがとう、みんな。
♯ 解説 ♭
「~あってのN」は「~があって、はじめて可能な N」という意味を表します。前の条件がなければ、後ろの結果も成立しないという前提条件を表す点で、「~て、はじめて/~て、こそ」(→文型192)、「~ば、こそ」(→文型050)と基本的には同じ意味になります。
みんなの協力 あっての 成功だ。
があってこその
があればこその
§ 例文 §
1.この度の優勝は、みんなの団結あってのものだ。
2.私が仕事に専念できるのも、全て妻の内助があってのことです。
3.彼女が会社を辞めたのは、きっと何かわけがあってのことだろう。
4.そりゃあ、お金も欲しいけど、「命あっての物種」って言うじゃないか。
5.お客あっての商いだということを忘れてはいけない。
★ 例題 ★
1) ○○先生(あるからの/あっての)私です。(お/ご)恩は(いつも/いつまでも)忘れません。
2) 専務があなたをこのパーティ( )招待した( )は、きっと何か考えがあって( )ことですよ。
(^^)前課の解答(^^)
1) 思わず(自然な感情)/が(自V)/てきた(→文型181)
2) 炊き/切り/に(N+にする:「何にする?」「僕はこれにする」)